6月2日より25日までの期間、第2回定例会が開催されました。主な審議案件は企画総務委員会「特別定額給付金事業の進捗状況について」ほか、子育て・若者支援特別委員会「ひとり親家庭への臨時特別給付金について」ほか、環境・安全安心特別委員会「その他について:大雨や台風季節を控えて」ほか等
☟主な審議内容をご報告させて頂きます。
<企画総務委員会>
・今後の区政の運営について:基本方針/今後の区政運営として⑴「区民の生命と健康を守り抜く」、⑵「区民の生活や事業者をしっかり支える」、⑶「新たな日常に対応した区役所への変革」の3つの柱で進める、重点的な取組み/⑴感染症対策や再拡大への備え、医療提供体制の強化支援等、⑵給付金の支給、児童・生徒の学習機会の確保、事業者事業活動支援等、⑶手続きのオンライン化やキャッシュレス決済、働き方改革の推進等、今年度事業の見直し/①中止・縮小する事業、②休止する事業、③工夫を行い実施する事業、行政計画等/現行計画につき令和3年度一部見直し、今後/3定にて今年度事業の見直し結果報告、1定にて重点的取組み状況や行政計画見直しにつき報告
・特別定額給付金事業の進捗状況について:開始日/オンライン5月25日、郵送6月9日、状況/案内書発送122,488件、申請92,362件、給付22,469件、相談窓口/区役所10階・区民事務所・分室6月30日まで、コールセンター(0120-001-556)10月31日まで、今後/7月8月2回未申請者に勧奨実施、9月1日申請期限(当日消印)
・新型コロナウイルス感染症への区の対応について:拡大防止ガイドライン策定/⑴趣旨 新しい生活様式の定着や感染防止と経済社会活動の両立のため、施設及びイベントの再開につき感染防止対策を整理し策定、⑵具体的対策内容 ①リスク評価 施設管理者及びイベント主催者は接触や飛沫感染につき動線や接触のリスク評価の上で対策を講じる等、②施設環境整備 不特定多数が触れる箇所の消毒、ゴミ処理や人数制限等の対策、高齢者や持病のある方が利用される施設の対策、③イベント対策 ア)区主催6月30日まで中止または延期、イ)民間主催 各種団体ガイドラインを踏まえて実施は妨げず、共催・後援につき区と同様、補助金支出につき事前に計画提出の上で実施、④利用者向け対策 体調の把握、咳エチケット、対人距離最低1m(希望2m)確保、感染発生時に公的機関に協力準備、利用時や終了後2週間以内の発症時に速やかな報告、その他防止備品準備、⑤職員向け対策 率先した対策の実施と自宅勤務及び時差出勤の継続、区立施設の再開/都の緩和ステップを踏まえ順次再開、区HPや各施設HPにてご案内、職員体制/抑制目標5月26日〜5割減、6月10日〜3割減 など
<産業建設委員会>
・新しい日常取組店舗応援事業の実施について:目的/感染予防策に取り組む宣言書や注意喚起ツール等配布による安心安全のアピールとともに地域経済回復の一助、対象/区内店舗、内容/①主に飲食店向けに店舗用注意喚起パンフレット作成配布②事業等の取組みやお客様への協力依頼等の注意喚起シール作成配布③新しい日常取組宣言書を作成し取組店に宣言店ステッカーの配布④機関紙ネットワークたいとうに宣言店掲載(新聞折込等)や区ホームページ等によるPR、予定/6月下旬種々配布や掲載希望募集、7月下旬ネットワークたいとう発行(以降10月まで毎月発行)
・旧東京北部小包集中局跡地活用に係る既存建物現況調査の結果について:目的/既存建物活用の検討のため令和元年度に現況調査実施、概要/〈躯体調査〉コンクリート強度及び中性化状況、鉄筋及び鋼材等の状況、〈法適合調査〉設計図書と現況相違の有無、現行及び建築当時の建築基準法等の適合、結果/躯体につき強度十分、中性化の劣化なし、鉄筋等に問題なし、法的にも適合、今後/現行の耐震基準と整合を図り、既存建物活用による跡地活用の基本計画策定 ※あくまでも跡地活用に関する地域協議会意見書(平成29年1月)に準ずる、7月及び3定にて策定状況報告、4定中間のまとめ報告、1定基本計画案報告、3月策定 など
<保健福祉委員会>
・第2回補正予算概要について:歳出、一般会計、衛生費、健康部、保健予防課/患者発生時防疫措置に要する経費の補正分を計上、感染症対策、患者発生時防疫措置、PCRセンター運営費33,155,000円、保健サービス課/産前産後支援ヘルパー〔行政計画〕に要する経費の補正分を計上、ヘルパー派遣の対象及び利用上限等の拡充9,504,000円 など
<区民文教委員会>
・指定保養施設の新規指定について:施設名/箱根強羅温泉「季トキの湯 雪見花」、概要/158室4人部屋、3人部屋(バリアーフリー3部屋)、2人部屋、全室檜露天風呂付き、駅から徒歩1分、区民補助1泊大人3,000円、小人幼児2,000円、7月1日利用開始(6月20日予約開始)
・熱中症対策に伴う可搬式微細ミストの購入について:概要/区立小中学校対象に可搬式微細ミストを購入し野外授業等の児童生徒の健康管理を図る、台数/各校2台
・小中学校等における新型コロナウイルス感染症対策について:概要/対策支援による教育環境の整備、対象/区立小中学校26校、区立私立幼稚園17園、内容/小中学校、幼稚園で使用の保健衛生用品購入費用、消毒費用、1施設500,000円但し幼稚園は元年度からの合計、補助割合/小中学校1/2、幼稚園10/10 など
<子育て・若者支援特別委員会>
・多胎児家庭への移動経費の補助について:目的/身体的や精神的負担の大きい多胎児養育家庭に対し移動支援としてタクシー利用料の一部を助成し育児負担を軽減して社会との繋がりを保ち孤立化を防ぐ、概要/乳幼児健診や産後ケア事業等の母子保険事業での移動経費(タクシー料金)を補助、対象/3歳未満の多胎児養育家庭、令和2年7月事業実施
・ひとり親家庭への臨時特別給付金について:趣旨/新型コロナウイルス感染症により困窮される低所得のひとり親世帯に負担軽減や収入減少支援としての給付金支給、対象/児童扶養手当受給世帯等への基本給付者及び感染症影響より追加の給付者、給付額/①基本給付世帯5万円、第2子以降1人につき3万円、②追加給付世帯5万円、予定/6月基本給付者7月支給、その他の基本給付及び追加給付者8月申請受付、9月支給
・認可保育所の開設について:下谷「(仮称)さくらさくみらい下谷」令和3年4月1日開設、定員78名(0~5歳)、蔵前「(仮称)さくらさくみらい蔵前」令和3年4月1日開設、定員65名(1~5歳)など
<環境・安全安心特別委員会>
・資源の集団回収における事業安定化支援について:経緯/古紙リサイクルは近年国輸出料減少により流通価格下落となり市況の悪化が見られ、結果として回収事業者の経費は上昇し回収経費の賄いが難しく集団回収事業の撤退事業者の動きがあり今後の事業継承に懸念が見られる、支援目的/事業者に支援を行い事業継続の安定化を図り資源リサイクル活動を推進し区民の暮らしを支える、内容/【通常】資源回収量1㎏あたり1円支給(町会2円)【新設】新聞、雑誌、段ボールの回収量1㎏あたりの市況価格が7円を1円下るごと1円、最大3円を限度に通常に加算、7月より適用
・その他について:大雨や台風季節を控えて①風水害対策の進捗②荒川氾濫想定の避難・行動計画の進捗③感染防止を踏まえた避難所運営の方針策定の3点について確認/①課題対応検討中②国や都の方針踏まえ引き続き検討中、一方区はコミュニティ防災のモデル実施の上でガイドラインを作成推進③ア)在宅避難啓発と周知(広報7/5日号)、イ)民間施設ホテル等の避難所拡大開設、ウ)備蓄品の強化(非接触型体温計76カ所設置済等)、エ)避難所感染対策マニュアル化等、近日中しかるべく際に次回特別委員会を開催し懸案事項の確認を行う など
<文化・観光特別委員会>
・上野地区における観光案内所に関する調査の実施結果について:概要/〈目的〉上野地区観光案内の現状と課題の整理、案内所の必要性やニーズ、今後のあり方の検討、〈方法〉ア、既存観光案内所調査、イ、観光客アンケート調査、ウ、歩行者カウント調査、エ、国内外事例調査、結果/新たな設置場所として①上野公園口付近②上野広小路口付近③恩賜公園袴腰付近④御徒町駅付近が想定、新たな観光案内所設置ニーズは高いものの手荷物預かり所など機能やサービスを求める声もあり、それらを踏まえた設置場所が想定される、結果の活用/上野地区の観光団体や商業団体、宿泊施設等へ情報提供し結果を踏まえ今後の観光案内のあり方につき検討 など
<交通対策・地区整備特別委員会>
・谷中地区地区計画の都市計画手続きについて:経緯/平成27年「都市計画の見直し候補区間(日暮里・谷中地区)」の見直し方針、平成29年「谷中地区まちづくり方針」策定、平成30年1月アンケート調査の実施、7月~平成31年2月地区計画素案説明会4回実施、平成31年3月都市計画審議会素案説明会、令和元年8月都市計画道路廃止説明会、10月都市計画審議会(旧案)、16条説明会(旧案)、11月都市計画審議会(修正案)、12月 16条説明会(修正案原案)、公告・縦覧、令和2年1月審議会に説明会や今後につき報告、3月審議会諮問・答申、答申内容/地区計画につき承認、今後/第3回定例会建築制限条例改正議案提出、10月地区計画及び補助188号廃止の告示、建築制限条例施行 など
https://www.city.taito.lg.jp/index/kugikai/honkaigi/reiwa2/2020teirei2/02-dai2kai-kekka.html
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